ヴァクセンのミニベロ BV-620 lang をイジるこのシリーズ、今回はBBをシールドBBに交換するネタです。お話の前に過去のおさらいをしますと...
■ ミニベロ買いました⇒BV-620 lang
■ ミニベロ BV-620 をいじりました(其の1)
では、はじめましょう。BV-620 langのBBはBV-207 straと同じ仕様でして、軸長120mmのスクエアテーパーです。同仕様のシールドBBを先日三鷹東八道路のHARD OFFで、ModusBC-73という型番のシールドBBを525円で買っているので、これを付けてみましょう。
まずBV-620のBBですが、安い自転車らしくカップアンドコーン仕様です。クランクがBBにかなり接近していますよね。これ付け替えるとどうなるんでしょうね?
左ワンと... 右ワンです。
このBBを外すには専用工具が必要です。結構ガッチリはまっているので、こんな方法で外しましょう。(この話、ロードレーサーのBB交換て話で前にも書きました... 同ネタすみません)
(1) BB部品に潤滑オイル(CRC556など)をシューシューかけて2-3分待ちます。
(2) 工具を部品にはめて、ゴムハンマーで思いっきりガツーンって打ち込みます。
では行ってみましょう。
先ずは右ワンからです。プライヤーで工具が外れないように押さえ込んで、台湾・中国・国産のなら大抵は右ワンは逆ネジなので、この方向にハンマーをガーンガーンと!!
工具がずれないよう体重を乗せて工具を押さえるけられるように、車体を寝かせて上から押さえつけるようにすると良いでしょう。
そして左ワンも。右ワンは正ネジなので、この方向にガーンガーンと躊躇せずにゴムハンマーを打ち込みましょう。本音、この時にヌルっとネジが回る感覚が結構好きです。
そして外したBBと、付け替えるシールドBBのペア写真です。この自転車は、まだあんまり乗っていないので、ベアリングが結構綺麗ですね。
ではシールドBBを取り付けましょう。この作業にはシールドBB取り付け工具(という名前だったような気がします)ってのを使います。
これをシールドBBにはめて回すのですが、ねじ山に気をつけて慎重に取り付けてください。アルミフレーム等だとねじ山を舐めてしまい取り返しがつかなくなってしまったりします。あと右側は逆ネジなので気をつけて!!
さて、無事に取り付けることができました。元々付いていた左ワンよりもスリムになったので、クランクとBB部品のクリアランスが確保できて良かったです!! むしろ隙間が開きすぎたくらい。軸長115mm位でも良かったかも。元々付いていた軸のテーパー角度が大きかったのでしょうか?
取り付け後に10Kmほど走ってみたのですが、心なしか回転がスムーズのような... 剛性が上がったような... 気持ちの違いかなんでしょう笑。まあでもそう感じたという事でOKですね。少なくともシールドBBに置き換えたことで、BB錆びをそれほど気にしなくても良くなりました。
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BV-620にはハンガー(BBがある場所)に水抜き穴が開いてるので、水が溜まってBBが錆びる事はあまりないと思いますが、まめにメンテナンスをする自転車でなければ、シールドBBに変えた方が長持ちします。中古ショップでシールドBBが安く手に入るようになったので、お勧め改良ですよ。
BV-620に付属のツールに左ワン外しの爪があるのですが、尺がない(短い)ためトルクがかけられず、そのツールでは左ワンを外すのは力が要りそう。別途ツールを用意したほうが良いと思います。
Amazonだとこんな品揃えでした。ペダル外しには、左端のクランク抜き工具が必要なので、持っていない方はお忘れなく。
2014/03/31追記:Amazonのリンクが切れていたので更新しました。色々工具探してて思うのですが、クランク抜き工具が下段左2個にそろえてみました。いやーしかし工具セット買うほうが安上がりですね...
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2011/10/17
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