シールドBBですね。軸の長さは110.5mmですが、それ以外の事は全然分かりません。全体がクロムメッキしてあって、軸の周りに赤色のシールドがあって、なんかカッコいいですね。525円と安かったので無駄買いOKって事で買ってきました。
家に帰って調べたら、TANGEのLN7922という製品みたいです。
(2010/09/12追記:赤いラバーの所にFSAのロゴがありましたので、もしかするとFSA社の7420というシリーズかもしれません。他にも数社のブランドでこのBBが発売されているので、FSA社がOEM販売をしている模様)
(2010/12/02追記:サイクルベースあさひの取り扱いが無くなった様子?? Amazonでも扱っていましたので差し替えました)
BBを変えるには、クランクを取り付ける方法とか、シェル幅(BB部の幅)とか、BBのネジ仕様とか、クランク軸の長さとかを合わせないといけません。このページに色々説明がありますので勉強になりますね。
これが所有しているロードレーサーのBB部分です。カップ&コーン式という伝統的(笑)なBBで、クランク軸やボールベアリングまでバラせてメンテできるのですが、水が浸入したりしてマメなメンテが必要です。このBBは長期間メンテおさぼりした結果、クランクがゴキゴキ言い出してこんな事になったりしてました。
シールド性能が良いカートリッジ式にしたいなーと思っていた所だったので、丁度良い買い物でした。では早速交換してみましょう!!
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まずクランクを外します。スクエアテーパー(クランク軸が四角くなっているやつ)の場合は、コッタレス抜きという工具を使いますが... 写真撮り忘れました。
↑左ワン ↑右ワン
これがカップ&コーン方式のBBです。ベアリングのカシメ具合は左ワンの2個の部品(小さい穴が6個空いたベアリング押さえと、その外周を固定する6個の切り欠けがついたワッカ=ロックリング)で調整します。最近のロードレーサーには使われないんですよね?これを外すにはこんな工具を使います。
まずは左ワンから。ロックリングスパナで外周ワッカ(ロックリング)を外し、ピンスパナ(カニ目レンチ)で左ワンを外します。どちらも正ネジなので、反時計まわしに外します。
左ワンを外すとクランク軸とベアリングが取り出せます。うわー... この前綺麗にしたのにドロドロ~って感じですね。
次に右ワンです。これが外れないよーって話を良く聞きますが、私の場合はいつのこの方法で外してます。まずは右ワンにCRC-556をシューシュー吹いたあとふき取り、右ワン外し用の工具をはめて100円ショップ等で売っているゴムハンマーでドガーンと叩きます。びくともしない場合は渾身の力を込めてドガーンドガーンと叩きます。この工具は引っかかりが弱いので、モンキーレンチなどで外れないように抑えると良いですね。JIS,BSC規格では右ワンは逆ネジなので、時計回りに叩いて外します。
腕力のみでいくら押しても回らない時でも、こうやって叩くと回るんですよね~。右ワンはずし工具がない場合は300mmクラスのモンキーレンチでも代用できますが、しっかり挟み込めないのでズレて部品の角を舐めないように、別の工具等で押さえ込んでハンマー打ちして下さい。
いやー久々にBB全部外しました。きったないですね。中にあるプラの筒(防水用の部品)を外してBBの中を清掃します。中央に出っ張っているのは、ハンガー下のワイヤーガイド部品を固定しているネジですね。シールドBBに引っかかるので金やすりですこし削りましょう。
さて、それではシールドBBを取り付けてみましょう。右ワンから嵌め込んで、BBねじ込み専用の工具(BBツール...だっけ)で反時計回りにねじ込んでゆきます。
おお、なんかカッコよくなった気がします。
左ワンを時計回りにはめてクランクを取り付けたあと、チェーンホィールの位置が少し変わったのに合わせてディレーラの調整をすれば完成!!
この自転車はフレームに赤色のロゴ意匠がありますので、BB内にある赤色も統一感があって良い感じです。久々に滑らかな漕ぎ味が復活しました~。
(2011/11/05追記:ミニベロBV620 langのカップ&コーンBBをシールドBBに変えてみました→こちらの記事ご参照)
Amazonではカップ&コーンBB用の工具がほとんど見当たらないですね。低需要なんでしょうか。私が所有しているSUGINOの右ワン回し兼ロックリング回しがWEBショップでは見つかりませんでした。
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