さて、我が家3箇所目のオートキャンプ場となる、「五光牧場オートキャンプ場」です。2009/08/24-26の2泊3日で行ってきました。
【1日目】
JRの駅で最も標高が高い野辺山駅付近の踏切を渡ってしばらく走ると、五光牧場の赤い看板が見えますので、そこを曲がり深いワダチの未舗装の道を抜けて管理棟に辿り着きます。キャンプ場内の道はすべて凸凹で車の腹をこすりそう.... 車内グワングワンに揺れます。
管理棟で受付を済ませて、いざサイトへ。管理棟に近い場所は比較的平坦で適度な木々で囲まれた場所が多く、上方で管理棟から遠い場所は斜面がきつくテントの設置が困難ながら、広い芝と開放的な眺めが得られます。我が家は開放感を優先し管理棟から遠い場所に設営しました。
眺め最高ですが、確かに斜めっています。夜寝るときにズリズリ落ちそうですね。テーブルも水平に設置するのが大変。でもそいうのが楽しかったりして。
子供たちには炭の火起こしと焚き火に使える小枝を拾ってきてもらいました。
キャンプ場のあちこちに程よく乾燥した小枝が沢山落ちていて、簡単に集まりました。
拾った小枝を火種にして、さっさと炭火を起こしてBBQ始めます。我が家はこの火起こしが結構楽しくて、便利グッズを使わずにじっくり火起こしします。火遊びですね。そういえば小さい松ぼっくりも沢山落ちていたので、それを使っても良かったですね。
さすがは高原でして、8月後半ながら日が傾くと吐く息も白く見えるほどになり、シャツ1枚では寒いので、各々フリースやらパーカーやら着込みました。薄寒い中炭火で暖をとりつつBBQがとても楽しいですね。あまりにも良い感じなので大人は酒へ手が伸びて...
そして車が運転できなくなってしまい、歩いて風呂に行くことになりました。チェックイン時に「お風呂は14:00-16:00と20:00-22:00の間に入ってください」と言われましたが、我が家は夕飯を食べ終わってまったりするのが18:00-19:00頃なので、19:00くらいから入浴できると助かります。
このキャンプ場にはサッカーグラウンドが3個と合宿用の宿泊施設があります。お風呂はその宿泊施設に隣接しており、お風呂の利用時間は合宿者の有無で変わるようです(未確認)。で、テントからトコトコ20分程歩いて管理棟付近の宿泊棟兼風呂棟に行ったのですが、屋外照明が全くないので周囲は真っ暗闇。懐中電灯無しには辿り着けないスリル満点のお風呂ツアーでした。
お風呂は合宿所の風呂の様相ですが、湯船は広いし、脱衣場もきちんとしているし、キャンプ場の入浴施設として考えると良い方なのでは?(3箇所しか経験ありませんが...) 写真がブレブレですみません。
↑奥が浴槽で20名位入浴できそうな大きさ
なお、脱衣場に水洗トイレがあるので、どうしてもきれいなトイレでないと...という方は風呂棟の近くにサイトを確保する事をお勧めします。宿泊棟の隣にトイレ棟があり、こちらの便座も洋式でまあまあ綺麗です。一方、キャンプ場内に点在しているトイレは仮設トイレなので、モノを貯めるタンクがトイレの下に鎮座しており、夜中の用足しには多少度胸が必要です。
↑脱衣場のトイレ。とても綺麗でした。
↑炊事場近くのトイレ ↑タンク式です ↑大の後はこれで自主清掃
入浴後テントに戻る最中、夜空は沢山の星が輝いており子供感動です。さすがに天の川までは見れませんでしたが、東京の10倍くらいあって圧倒されました。バルブ撮影できない安カメラであるのを後悔します。(帰宅してから調べたら長時間露光機能ありました... ガックシ)
【2日目】
やっぱり早起き。4:30ごろにバチっと目が覚めます。お湯沸かしてコーヒー飲んで歯を磨いてサッパリしたら付近をウロウロします。
まずは炊事場。キャンプ場内に2箇所あります。写真は管理棟から遠いほう。
↑真ん中に竈があります。
炊事棟に一槽式の洗濯機が1機ありました。100円で一時間使えるようになっています。洗濯槽にはむしやらゴミやらがいるので、綺麗に拭いてから使いましょう。そうそう、洗濯機と蛇口をつなぐホースがあるのですが、蛇口部分のアダプタがないので、無理やり取り付けなければなりません。ここから水漏れがシューシュー出ていて、始終傍にいてあげないといけない羽目になりました。
↑綺麗な洗濯機です ↑蛇口のアダプタがないので無理やり取り付け
昨晩は暗くて気がつかなかったのですが、お風呂の隣に愉快な建物が。バーべキューハウス!! 何人入れるのでしょうか、これ。レールのようなBBQコンロにびっくりです。
付近には飲み物の自販機が数個あります。ビールもありましたので、持っていたビールを飲みきってしまっても安心。すこし高値ですが...
↑お風呂の正面にある自販機 ↑宿泊棟の入り口にある販売機
↑少し高値ですがビールもあります
ささやかな遊具コーナーを発見。滑り台と手作りブランコがありました。でも滑り台はガタが来ていて、揺らすと倒れそうなくらいグラグラなので、丁寧に使ってあげてください。宿泊棟の裏手坂道を登ると見つかります。
ツリーハウス。これは宿泊用のバンガローだと思いますが、高いところにあるので、子供の遊びにも使えそうです。でも落っこちると危ないので親同伴で。
あと、写真は撮りませんでしたが、奥まった所に小さな祠があったり、管理棟に隣接してカフェと池があったり、展望台があったりします。祠の脇には御地蔵様が立っていて夜中の度胸試しに最適...かも。
朝食を済ませてマッタリしたあと、夕飯の食材を買いに車で出かけました。チェックイン時にもらった資料には近隣で買い物ができる場所が書いてあったのですが、品揃えに個性があります。シャウエッセンが欲しいという家族のリクエストがあったので、下記の店を流転して、スーパーオギノで購入しました。
・野辺山駅前のAコープ(車で5分)
東京都内のAコープよりかなり品揃えが少ないです。店舗の前に地場野菜が売られていましたので、とうもろこしを1本100円で買いました。
・びっくり市場(車で5分)
野菜やフルーツが豊富にあり安いです。しかしそれ以外のもの(肉・鮮魚など)はありません。観光バス数台が停車していて沢山の人でにぎわっています。
・セブンイレブン(車で5分)
通常の品揃えです。キャンプ場に近いので、ビール等を調達するならここが良いのではないでしょうか。
・スーパーオギノ(きららシティ)(車で20分)
長坂インターまで戻りますが、かなり大きなスーパーでたいていの食材は揃っています。また本屋や文房具店も併設しています。(地図を左下にスクロールさせるか縮小させれば出てきます。)
あとはゆったり過ごしたり、お風呂までの近道を探索したり、長男がカレーを作ったり、虫をとったり、のんびり過ごしました。オニヤンマが取れたりして、男の子連れのご家族は虫取り網持って行くと良いと思います。
夜は雨が降り出してきてしまい、タープ下で食事したあとに車でお風呂に行きました。テントに戻ってきた時には結構地面がぬかるんでいる所があって、車をテントに横付けしようと思ったのですがズルズル滑ってしまいテント近くに行くことができません... あきらめて少し離れたところに停車しました。テントの設置場所をもう少し考えればよかったです。反省。
【3日目】
からっと晴れたので、のんびりテントとフライとタープを干して撤収です。
チェックアウトは11:00なのですが、少しゆっくりしすぎてしまい遅れそうになったので、管理棟に電話してみたところ、「どうぞごゆっくり」と優しい対応でした。お言葉に甘えてゆっくりしすぎて12:00にチェックアウト。
その後、清里駅付近の立ち寄り温泉 アクアリゾート清里 天女の湯 へ。とても個性的なお湯のかけ流し温泉で入浴後に肌スベスベなのですが、併設されているプールから塩素の匂いがしてくるのが残念。せっかく清里まで来たので地元の蕎麦屋で昼食をとって帰路につきました。
さすがに3箇所目のキャンプなので、進行もスムーズになりゆったり過ごすことができました。広々としていて空気が綺麗で星空も綺麗で、ノンビリするにはとてもいいキャンプ場でした。最後に気になり点を幾つか。
・6:00と18:00に時報がウゥ~って鳴ります。
・ほとんど虻はいませんでしたが対策はしたほうがいいです。
・夜は真っ暗になるのでトイレに行くのに懐中電灯が必要です。
・綺麗なトイレが必要なら宿泊棟裏手高台あたりにテント設営するのが良いです。
・キャンプ場内の通路はボコボコなので車高の低い車は要注意です。
・夏でもかなり冷え込みますので上着の用意を。
キャンプ場で頂いた地図に情報を追記してみました。ご参考までにどうぞ。
(第1炊事場のビール自販機は動いていないかも... ご存知の方情報下さい。)
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