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2010/08/04

青根キャンプ場に自転車ツーリングキャンプしてきました

青根キャンプ場に長男と一緒に自転車ツーリングキャンプしてきました。ここは 前々から行きたいと思っていたものの、ちょっと遠いかも... と躊躇していましたが、夏になって日も長くなり長男の体力もだいぶん付いてきたので、いざ決行!!

青根キャンプ場のように立ち寄り温泉に隣接しているキャンプ場ってのは、自転車ツーリングキャンプ的にはパラダイスでした。ではレポートを...


まずはルートです。武蔵野市から行く際に、どこで多摩川を渡るのかが問題になるります。また、子供ヶ一緒なので、車道をバリバリ走らずになるべく広めの歩道や車道をゆっくり走るのですが、そういう観点では今回のルートが一番良かったです。片道55Kmでまめに水分補給しつつ、ゆっくり5時間30分かけて行きました。

より大きな地図で 武蔵野市~青根キャンプ場 を表示

こちらのリンクにてAlpsルートラボでもデータを作成しました。高低差も確認できますので良かったらご参照下さい。

食材はいつものように【サンデーマート三ヶ木店】で買いました。なんと店内に135円の500ml発泡酒を発見!! しかも良く冷えてる!! でもビールはなるべくキャンプ場近くで購入しようと思っていたので諦めました。あー欲しかったなー...

サンデーマートは生鮮食料品以外にも、薪と木炭を売っています。さすが道志みち近くのスーパーですね。


サンデーマートより先、新戸キャンプ場手前に、いつもお世話になっているヤマザキショップがあるのですが、今回は更に先にあるセブンイレブンを利用するためスルー。そうそう、このお店にも薪や木炭等の燃料が売っていますね。


道志みちを更に進むと新しめのセブンイレブンがありまして、ココがキャンプ場最寄のコンビニになります。ここでビールとロックアイスを購入しました。このお店もキャンプ場近くという事もあってか、燃料や着火剤などの小物、更には野菜や果物を販売しています。


このセブンイレブンを境に山道に入り、約3.3Km 平均勾配2.8% 高低差100m程の坂道をエッチラオッチラこぎ続けておりますと、視界に【いやしの湯】と【青根キャンプ】場入り口の看板が見えてきます。



ココを右に入り山道をダーっと下って行きますと、眼下にやすらぎの湯が見えてきました。ついにココまで来たか~... いやしの湯を通り過ぎ右折すると青根キャンプ場の受付棟があります。

受付棟の前には場内案内図と注意事項の看板があります。この看板は他のサイトでもよく掲載されていますね。しかし... この案内図って北が左を向いているので地図と向きが合わないんですよね... 注意書きも肝心の金額部分が記載されてなくて...

今回の利用料ですが、大人1名(700円)+小学生1名(500円)+小型テント1張(500円)+消費税で、合計1,785円でした。安い... オートキャンプ利用の場合には、更に駐車料やタープ(500円)・スクリーンタープ(500円)利用料が発生するようです。テントは6名以上の大型サイズでは1,000円になるみたい。気になる人は事前に電話(042-787-1380)で確認してみましょう。


受付を済ませて場内の小さな橋を渡ってバンガローを抜けると、オートキャンプ用のフリーサイトが出現します。前面草/土で適度な木立もあり、川を見下ろせるロケーションや、広いスペースがあったりします。
↑オートサイト入り口付近から      ↑オートサイト中央から 

川原に近い側のほうが人気があるようで、テントと車が並んでいました。反面、右奥のスペースは広々と使えるので、グループ利用が多かったです。見た目は草地なのですが、地面の数センチ下は砂利層だと思われ、持って行ったV字ペグがすんなり入らない程でした。プラペグでは駄目そうですね。お気をつけ下さい。


川原に近い側のサイトですが、このように川原から数メートルの高台になっていますので、テントのすぐ横が川面という訳ではありません。川原に下りるには、バンガロー付近にある階段を利用するか、受付近くまで戻って川原に下りる事になります。

オートサイトの端っこに少しだけ遊具があります。でも、使われている様子はあまり無く、子供達は川遊びの方に夢中でした。春や秋は活躍するのかな?



そうそう、ここは直火OKなのですが、一応各所にU字溝ブロックやコンクリートブロックが置いてありますので、サイトに持っていって利用する事ができるようです。しかし、その手間を惜しんでか?草地にそのまんま竈と燃えカスを放置してしまう方もいるようで、こんな状態も多くみられました。自由すぎるなー... こりゃ... 駄目だー


炊事場はバンガローエリアとオートキャンプエリアの間にあります。屋根つきで沢山のシンクと調理台が設置されていました。その横にはコンクリート製の竈も並んでいます。


なお上記の写真は8/3午前に管理者の方が清掃した後でして、清掃前はシンクに生ゴミが残っている状態でした。みなさん綺麗に使いましょう!!

あと、炊事場に洗濯機が1台設置されており自由に使える様子。着替えの荷物が減らせてこれは助かるかも。外観は汚いのですが中は結構綺麗でした。 


オートキャンプサイトに一番近いトイレはこれです。雰囲気は公園のトイレって感じでしょうか。この利用料金ですから過度に期待してはいけませんね。身体障害者用の設備もあります。私的には洋式便座があるし紙も十分補充されているので満足です。




ゴミは分別して捨てる事ができます。ただでさえ荷物を減らしたい自転車キャンプでは、これはとても嬉しいです!!
↑「モラルが泣いている」 ナイスキャッチ!!

オートサイトの入り口付近に清涼飲料水の自動販売機が設置されています。料金は通常料金と同じです。助かりますね。


なおキャンプの受付棟でも色々販売しています。清涼飲料水以外にアイスやビールも販売しています。ビールはスーパードライ350mlで300円、500mlで400円でした。実はビールはいやしの湯で買うより安いんですねー。

↑受付棟横の販売機           ↑アイスに我を忘れる子供


オートサイトから少し離れていますが、テニスコート横にコインシャワーがあります。まあ、いやしの湯が隣接しているのであまり使われていないのかもしれませんね。5分300円でカーテンで区切られた前室付きのシャワー室が4~5室ほどありました。



サイト横を流れる道志川ですが、水深の浅い所や結構深い所が作り分けられており、色々楽しめます。水は冷たくて透き通っており、手の平ほどの大きさの魚が沢山泳いでいました。緩やかな流れの所もあるので、大き目の浮き輪を持っていってプカプカ浮いているのも楽しそう。大人も子供も楽しめますね。





テントサイトから徒歩5分くらいで隣接の温泉【いやしの湯】に行けます。施設利用料は、3時間で大人600円・小学生以下300円です。終日利用料金は大人900円・小学生500円なのですが、一旦施設を出ると無効になるとの事で残念。当日出入り自由っていう訳にはいかないのでしょうか...

施設内はとても綺麗で休憩所では結構安い値段で食事やお酒・おつまみを飲食することができます。良く冷えた「たまねぎ水」とかお茶がFreeなのでガブガブもらっちゃいました。アイスやビールも販売しています。缶ビールも自動販売機で売っていますが、値段は350mlで350円、500mlで500円なので、キャンプの受付棟で買ったほうが安いですね。


ところでココ大切!! 火曜日は定休日です。せっかく行ったのに「休みだった~」って事ないようにご注意下さい。


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さて、我々ですが、オートサイトの奥で小さな木の下にテントを張りました。夏休み期間ではありますが平日なのでそれほど混んでおらず、十分間隔を空けてテントを張る事ができました。


そしてビールで乾杯!! 何回やってもこの瞬間がたまりません!!

周囲は子連れのオートキャンパーやグループさん達が大型テントとタープをドーンと設置しているサイトばかりなので、自転車と小型テントの地味サイトが珍しいのか?何人かの方に声をかけて頂きました。ご挨拶頂いた皆さん、どうもありがとうございます。

サイトを作った後は子供と乾杯して【いやしの湯】へ... ゆっくり温泉につかりました。温泉の効能か?ツーリングの疲れがかなり癒された感じがします。たまんないすね~この感覚!! 汗を流してサッパリしたあと外に出たら結構爽やかな空気感になっていました。この時の気温は25度でしたが風がとても涼しくて、ひぐらしの鳴き声が一層涼しさを感じさせます。



そうそう、受付棟にて「アサヒノンアルコールビール」の試供品がもらえました。建前は1名1缶ですが、交渉次第では...。他のノンアルコールビール同様、ビールの味わいとは異なりますが、似たような炭酸飲料と考えれば結構飲めますよ。常温状態なので川で一晩冷やしておくのも良いですね。



その後、炭火起こしてオイルサーディンとかサンデーマートで買ったキノコや揚げ物やベーコンを焼きつつパンをかじって、暗くなるまで夕飯を楽しみました。その間もビール... せっかく自転車で燃焼した脂肪も台無しですね。






食事の後は、テントの中で子供と話をしつつ、そのまま就寝。持って行ったテント【キャプテンスタッグ リベロツーリングテント】は居室の左右をメッシュ張りのままにしてフライを半分開放して風通し良くできますので夏場は活躍しますね。夜はやや肌寒いくらいまで気温が下がりましたが、シュラフを枕代わりにしてそのまま寝ちゃいました。


夜は川原で花火を楽しんでいる人がいましたが、0時ごろには静かになっていました。子連れさんばかりでしたので、みんな夜は早いですね。


5:00頃には目が覚めましたので、キャンプ場の周辺を散策してみました。さすが山の中!! 色々な虫がいますね。オニヤンマもブンブン飛び回っていて虫天国でした。カブトムシもクワガタムシも根気良く探せば見つけられます。



朝ごはんはカレーライスです。帰路の体力を養うため、朝っぱらからモリモリ食べます。



そしてサイト撤収... 子供も言っていますが、この時は寂しい思いで一杯です。もう一日泊まっちゃおうかという思いが頭を何度も過ぎりますが、誘惑を振り切らないとね。



そして漕ぎ出した瞬間に超トラブル発生!! チェーンがディレーラ(後輪の変速機)に変に引っかかっていたまま踏み込んだためか? チェーンがねじれてしまいディレーラの一部も破損!! 顔面蒼白~...
たいした工具を持ってきていないのですが、チェーンにドライバーを突き刺してモンキーレンチでチェーンのねじれを直し、ディレーラの破損部分を戻して、なんとか走れる状況に回復しました。いやーヤバかったです。

かなりあせったので、ここの写真は無し。撮っておけばよかった...

この後、道志みちに戻る道を間違えてしまったり、津久井湖の手前でパンクしたり、府中の街中でディレーラが再度破損・崩壊して路上に部品が散乱したり... 自転車ツーリングトラブルのデパート状態でしたが、苦労して困難を乗り切った分、子供には思いで深い自転車ツーリングキャンプになったと思います。

いやーしかしチェーンねじれとディレーラ破損は初めてでした。所有しているロードレーサーは購入後20年経過しており、だいぶガタがきているのでしょうか... ロードレーサーに13Kg弱の荷物を積み込んでゆくのが間違いなのかも。また、ツーリングに持ってゆく工具の内容を再考するきっかけになりました。次からチェーン切りは必須かな?


↑積み込みすぎ?

ところで、このような重たい荷物を載せてもびくともしないリアキャリア【サイクルベースあさひ シートポストラック】はカナリ優秀です。丈夫なだけではなく荷台の位置もオフセットかけられるし、値段も3,000円弱とお安いので、これお薦めします。

長男が使っているミニベロ【ヴァクセンBV-207 Stra】は何のトラブルもなく順調。フレームがガッシリしてるのが良いのか、小学5年生でも山道をゴリゴリ登坂できてました。

おっと書き忘れていました。受付棟周辺やキャンプ場内に猫がノンビリしていました。人馴れしている様子で、遊んでくれそうな雰囲気です。猫好きの方は是非トライしてください。



以上、青根キャンプ場のレポートでした。

苦労して山道をこいでまでして行く甲斐のあるキャンプ場でした。車で行けばさーっと到着するのでしょうが、自転車でいくと別次元の感動があります。温泉隣接のキャンプ場... 近くにもっとたくさん欲しい~


という事で、今回のレポートでお薦め品はコレ。
■ 夏場に涼しい低価格小型テント-キャプテンスタッグ リベロツーリングテント
■ 重い荷物もOK-サイクルベースあさひ シートポストラック(Amazon扱い無し)
■ 安くて頑丈なミニベロ-ヴァクセンBV-207 Stra

あと、チェーン切りを少々。シマノ純正品は高いが使いやすそうですね。

   

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