では製品のご紹介から...
【1】 あけぼの オイルサーディン
製造国:日本
購入店:ロヂャース吉祥寺店
価格:105円(多分...)
まずは100円クラスの製品から。ご存知「あけぼの」ブランドの製品ですが、なぜかメーカーのホームページに掲載がありません。米油を使っているそうで、オイルの香りはほとんどしません。あと何だかオイルでもなく鰯でもない、怪しい香りがします。
缶に「2尾~4尾」と書いてあり、使う鰯のサイズにより尾数が変わるみたいですね。今回のは大きめのが2尾、デーンと豪快に入っていました。
【2】 OVERSEAS オイルサーディン
製造国:スペイン
購入店:カルディ吉祥寺店
価格:198円(セール価格でした)
次に200円クラス。カルディのセール品になっていたスペイン産のオイルサーディン缶です。これまたメーカーのホームページに記載なし。オリーブオイルを使っていて良い香りがします。小ぶりの鰯が丁寧に並べられて
いて良い感じですね。セール価格でなければもう少し高値のような気がします。
パッケージ中央の鰯のシルエットがやっつけ仕事ぽくて面白いです。
【3】 KING of KINGS オイル・サーディン
最後に300円クラス。これは良く流通しているので見たことがある方もいらっしゃると思います。KING Of KINGSのオイルサーディンです。原産国はイギリスだったんですね。調べるまで気が付きませんでした。
軽くスモークして野菜オイルを使っている...的な説明書きがあります。今まで評価した製品よりお高いだけあって、傷の少ない鰯が丁寧に詰めてあって缶も一回り大きいです。何オイルかわかりませんがオイル臭は殆どなく、色々な料理に合いそうですね。
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それでは3品を並べてみましょう。今回は価格差があるので仕方ないのですが、あけぼの(楕円缶のやつ)はいかにも「いわし缶」でして、見た目に安い感じがして食感もポソポソしています。他の2缶はしっとりした食感でいい感じです。
参考までに前回レビューした4品を掲載しておきます。これらは100円前後の製品なのですが、こうやって見ると、やっぱり小さい鰯がピッチリ丁寧に並んでいるほうがオイルサーディンらしく高級感ありますね...
じゃ、前回同様、タパスっぽいお手軽レシピでそれぞれ試食してみます。やはりキャンプ料理っぽく缶のオイルも捨てずに使うって所をポイントにして...
【オイルサーディンのトマト煮】
あけぼののオイルサーディンは大きめの身なので、煮魚っぽくすると見栄えがしそうなきがします。あと個性的な香りもすのですがトマトに煮れば多分大丈夫。ではやってみましょう...
【材料】
■ オイルサーディン缶(鰯の身が大きめのやつ) 1缶
■ トマト 1/2個
■ にんにく 1/2欠
■ ローズマリ― 数本
■ 塩
■ オリーブオイル 3~4ml
■ タバスコ(お好みで...)
【作り方】
(1) オイルサーディン缶のオイルを小鍋に移しオリーブオイルを加えたら、にんにく・ローズマリー・ざく切りトマトを入れて、トマトが軽く崩れるまで中火で加熱します。
(2) 鰯と塩を入れて、スプーンで汁を鰯にかけながら3分ほど中火のまま煮詰めたあと、火を止めて5分ほどそのまま冷まします。
(3) 塩気が足りない場合は加塩し、器に盛りつけたあとタバスコを数滴ふって完成です。バジルとかオリーブなんかを乗せますと、見栄えがそれっぽくなりますよね。
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【オイルサーディンとポテトのカレー風味】
ポテトとの組み合わせはアンチョビの方が合うんですが、おでん用に買ったメークインが沢山あるのでカレー風味を加えて作ってみます。
【材料】
■ オイルサーディン缶 1缶
■ じゃがいも 小4小
■ にんにく 1/2欠
■ ローズマリー 20本程(やや多めに...)
■ カレー個 2~3摘み程度
■ 塩 2摘み程度
■ コショー
【作り方】
(1) じゃがいもを小切りににして下茹でします... というと面倒なので、袋に入れて電子レンジ(500W)で4~5分チンして柔らかくしておきます。
(2) オイルサーディン缶のオイルを小鍋に移し、にんにく・ローズマリーを入れたら、にんにくが軽くキツネ色になるまで弱火でジワーと加熱します。強火にするとにんにくが焦げちゃうので気をつけてください。
(3) カレー粉と(1)のじゃがいもと鰯を加えて、塩で味を整えたら2~3分やや強火で全体をあえて馴染ませます。ここで鰯の身はボロボロになっちゃいますが気にしない!!
(4) 器にあけてコショーを振ったら出来上がりです。マヨネーズとかパセリ・小ネギなんかを加えると、味と香りが立って美味しくなりますね。
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【缶のままオイル煮(玉ねぎ醤油味)】
でも一番楽でおいしいのはコレですよね。缶のまま煮込んじゃいましょう。
【材料】
■ オイルサーデン缶 1缶
■ 玉ねぎ 少々
■ しょうゆ 少々
【作り方】
(1) やや弱火くらいで缶のまま火にかけます。オイルが煮立ち始めると「ボフッ」って跳ねますので気をつけてください。
(2) 1分ほど煮立たせたら、玉ねぎを載せて醤油を2回しくらいかけて、そのまま2分ほど加熱します。やや焦げ臭いというか香ばしい香りがしたら火を止めてください。
(3) 火から下ろし(缶が熱いので気をつけて下さい)、七味とかマヨネーズを添えて完成です。猫ごはんみたいですね(笑)。でもコレがおいしい!!
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...という事で、「続・オイルサーデン缶3品食べ比べ」でした。お値段高いとそれだけ鰯の身が綺麗でしっとりしている感じですね。もっと高価な製品もありますが、それらもいつか評価してみたいと思います。
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