では評価対象のオイルサーディン缶をご紹介します。
【1】 インターフレッシュ社 オイルサーディン(オリーブオイル漬け)
製造国:チュニジア
購入店:業務スーパー
価格:80円前後(2010/10/29追記:3缶SETで288円でした)
今回の製品の中で一番安く、業務スーパーで3個セットで定常販売しています。オリーブオイルの風味があり結構使いやすいです。鰯の身はやや崩れており、サイズは他製品より小ぶりです。(小ぶりとは言っても通常入手できるメジャーブランド製品と同じくらいのサイズです...)
他の安め製品と同様、なんとなく味が薄めに感じられます。が、物足りない程ではないので、軽く調理して好みの味付けをして頂きましょう。
【2】 神戸物産 オイル・サーディン
製造国:モロッコ
購入店:業務スーパー
価格:120円前後(2010/10/29追記:138円でした)
業務スーパーを展開している神戸物産扱いのオイルサーディン缶です。ヒマワリ油漬けなんですね。とても軽い食感の油です。これも風味にこれといった特徴はありません。でも... 鰯の身がデカイ!! 中サイズの鰯が3匹詰め込んであります。
身が大きいためダイナミックな使い方をすると良いですね。
【3】 パスコダガマ オリーブオイルサーディン
製造国:ポルトガル
購入店:ドン・キホーテ
価格:120円前後
購入店:ドン・キホーテ
価格:120円前後
ドン・キホーテで買ったオイルサーディン缶です。オリーブオイル漬けですがオリーブの風味はほんのり程度です。これも鰯の身がデカイ!! 先ほど同様、中サイズの鰯が3匹詰め込んであります。
【4】 パスコダガマ オリーブオイルサーディン(辛口)
製造国:ポルトガル
購入店:ドン・キホーテ
価格:120円前後
製造国:ポルトガル
購入店:ドン・キホーテ
価格:120円前後
これもドン・キホーテで買ったオイルサーディン缶です。先の製品のシリーズで、鷹の爪を1本加えて、ほんのり辛めのオリーブオイルに漬け込んであります。これまた鰯の身がでかいですね。やはり中サイズの鰯が3匹詰め込んであります。
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並べてみると、【1】が少し小さめの缶で残りは殆ど同じ大きさです。というより缶の形状も殆ど同じ。でも原産国が違うので別製品なんでしょうね...
次に中身も並べてみましょう。やはり【2】【3】【4】の鰯の身は大きい!!
で、食べ比べてみましたが、味・食感ともに大差なく、漬け込んだオイルの風味の違い程度でした。もっと違いがあれば面白かったのですが...
これでは記事としてつまらないので、4製品それぞれにタパスっぽいお手軽調理を施してみました。キャンプ先での作りやすさを考慮して漬け込みオイルも全部使うレシピです。
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【缶のままオイル煮】
オイルサーディン缶の定番ですね。このレシピは一例でして、タマネギとかマヨネーズとか日本酒とか... 簡単にバリエーションが作れます。サッと作れて最高のお酒のつまみですね。
【材料】
■ オイルサーディン缶
■ ニンニクスライス 少々
■ 青ネギ 少々
■ 醤油 少々
【作り方】
(1) ニンニクのスライスを缶に入れます。なるべくオイルに浸かり切るようにしてください。
(2) 缶のまま豪快に火にかけましょう。
(3) オイルが煮立って2~3分ほどしたら醤油をひとまわし掛けて30秒ほどで火を止めます。
(4) 青ネギを振りかけて完成です。
↑この位で醤油を掛けて... ↑この位で完成です
火が強すぎるとオイルが吹きこぼれますので、家庭のガスコンロを使う際には写真のように焼き網などで遠火にしたほうが良いですね。
【オイルサーディンのレタス包み】
大き目の鰯の身を生かした、バクっとかぶりつける料理(というほどのものでは無いのですが...)です。レタスのバリバリとした食感、オイルサーディンとトマトの味がマッチしてとても美味しいです。
【材料】
■ オイルサーディン缶
■ タマネギスライス 少々
■ レタス数枚(パリパリのが良いです)
■ トマト中サイズ 1個
■ マヨネーズ 少々
■ 塩 少々
【作り方】
(1) 缶のオイルを小皿にあけて、マヨネーズを同量混ぜます。
(2) トマト・タマネギを写真のように切り分けます。
(3) 鰯の身を一口サイズに切り分けて塩を軽く振っておきます。
(4) 材料を大皿に並べて完成です。レタスに材料を載せて手巻きしてガブつきましょう。
スイートバジルとかチーズなんかがあったら、もっと美味しいと思いますね。冷蔵庫にあるそれっぽいのを一掃するのに良いレシピです。
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【オイルサーディンとナスのオーブン焼き】
秋と言えばナスですね。ナスがオイルをしっかり吸い込んで、とても美味しい料理です。私の場合はこれにタバスコたっぷり掛けて辛~く食べるのが大好きです。
【材料】
■ オイルサーディン缶
■ ナス 中サイズ 1本
■ ミニトマト 2個
■ とろけるスライスチーズ 1枚
■ 塩,コショウ 少々
【作り方】
(1) 缶のオイルをフライパンにあけて塩・コショウを振ります。
(2) 小切りにしたナスを(1)のオイルでしんなりするまで炒めます。
(3) ナスと鰯とチーズとトマトを重ねて、200度のオーブンで5分~10分くらい焼き上げます。
(4) チーズに焦げ目がついたら完成です。
ナスにしっかりオイルを吸わせるのがコツです。炒める時に鷹の爪とかニンニクを加えてペペロンチーノ風にしても良いですね。まあ、要するにテキトーに作っても美味しいです。
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【オイルサーディンのミニパエリア風】
最後に〆のごはんものを。これも大きい鰯の身を生かした見栄えのする料理です。味は言わずもがな... 焦げた部分が美味しくてパエリアっぽいですよ。
【材料】
■ オイルサーディン缶
■ 米 1合 (ジャスミンライスをお薦めします)
■ ピーマン 大1個
■ ミニトマト 4個
■ ニンニク 小1個
■ 鷹の爪 中1本
■ 乾燥ローズマリー 少々
■ 塩,コショウ 少々
■ 水 1カップ
【作り方】
(1) 缶のオイルをフライパンにあけて、みじん切りにしたニンニクと鷹の爪、砕いたローズマリーを塩・コショウと一緒に軽く炒めます。
(2) ざく切りしたミニトマトを(1)に加え、しんなりするまで炒めます。
(3) 米を洗わずそのまま(2)に加え、米にオイルとトマトの色が軽く付くまで炒めます。
(4) (3)に米と同量の水を加え米を平らにならしたら、細く切ったピーマンとオイルサーディンを並べます。
(5) 重めの蓋をして湯気が立つまで加熱した後、中弱火にして6~7分加熱します。
(6) 焦げっぽい香りがしていない場合には、強火で1分ほど加熱し焦げを作ります。
(8) 火を止めて5分放置(=米を蒸らす)したら完成です。
という事で、安めのオイルサーディン缶食べ比べ... というかオイルサーディン缶を使ったタパスレシピ集になっちゃいました。作りつつ、写真取りつつ、食べつつ... もうお腹一杯です。
2 件のコメント:
オイルサーディンで検索してこちらのブログに辿り着きました。オイルサーディンのレシピ、とても参考になります!^^
はぐさん、こんにちわ
コメントありがとうございます
ゆるゆるごろりんに当ブログご紹介頂きありがとうございました。
最近オイルサーディンレシピのネタが枯渇気味なので、よいレシピができたらこっそり教えてください笑
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