2WAYランタン（100均LEDランタン） を試す

最近100均ショップのキャンプグッズ評価ばっかりの筆者です。先日も三鷹のシルクにうっかり立ち寄ってしまい（笑）、コレを見つけてしまいました... 【2WAYランタン】です。

似たような製品が多い中、なんでコレを買ったのかといいますと... 「ジャ～ン!! 単3電池1本で点灯するんです」と一人で盛り上がってすみません。

白色LEDを点灯するにはLEDの端子間に3.5V位の電圧をかける必要があるので、安い回路で点灯させるには1.5Vの電池を直列に3個つないで3.5Vを作るんですね。なので100均の白色LED製品は単4電池3本を使う物が多いのです。

つまり、単3電池1本で動作する＝昇圧回路で1.5V→3.5Vにするという仕掛けが入っているんですね。ナイス!! また、連続点灯12時間とか書いてあったりして、とても頼もしいスペックなのです。

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形状は懐中電灯みたいなんですが、先端部分を引っ張るとランタンになるという仕組みです。

外観はご覧のとおり滑り止めっぽい凸凹があり、アウトドアグッズっぽい匂いがして良い感じです。実際に持ってみてもしっかり握れました。グローブに相当する部分も当然透明樹脂なのですが、厚みがあってしっかりしているので、100均製品でも安心感があります。

ON/OFFは筐体上部をひねる方法です。コストダウンのためスライドスイッチは装備されてないのですが、機構部品が少ないという事は防塵性能・耐故障性能が高いわけなので、100均製品としては正しい仕様だと思います。

点灯するとこんな感じです。ランタンモードでの光影が面白いですね。

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では、恒例となった、他のランタンとの比較をしてみましょう。今回の参加者はコレです。

【左】 CAPTAINSTAG トリム LEDランタン M-5104 (1,000円前後 単3電池4本)

【中】 4LEDルームランタン　LED4個点灯改造版（210円相当 単4電池3本） 

【右】 2WAYランタン （105円 単3電池1本）

ジャッジのみなさん。今回はお馴染みのメンバーに加えミッフィーさんにも協力願いました。

ではまずCAPTINSTAGから...

8LEDを点灯させた状態ですが、サトー君の顔がどうにか見えるくらいですね。

旧世代のLEDを使っているので8灯でもこんな感じです。

次に4LEDルームランタンです。

さすが最近の高輝度LED使用だけあって、明るさが段違いですね。

最後に2WAYランタンを。

サトー君の照らし具合はCAPTAINSTAG製品とほぼ同じくらいですね。でもLED1灯の弱みか...周辺を広く照らすにまでは至っていないようです。

せっかくなので、懐中電灯モードで (1)横から照射 (2)斜め上から照射 をしてみました。

審査員の方々の顔が白飛びする位の明るさになりました。天井の高いテントなら、懐中電灯モードにしてぶら下げて使うという方法でも良いかもしれませんね。

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皆で楽しく飲み食いするためにひたすら明るさを求めるキャンプもあれば、1～2人で静かに夜を楽しむキャンプもあります。後者であれば、CAPTAINSTAGのLEDランタンでも十分な明るさなので、今回評価した2WAYランタンでも使えるなーと思いました。

100均のキャンプグッズ... 個性的で良いものが増えてきましたね。たまに立ち寄ると思わぬ発見があって、とても面白いです。あと、加工に自信がある人は、この製品の発光部分を既存の電球ライトの代替電球に使うっていう用途もあり。今度やってみよー!!
(2011/01/16追記：ハロゲン球のサイクルライトをLED光源に改造→この記事ご参照)

ちゃんとした製品で2WAYランタンっていうのも色々ありますね。高い製品にはそれなりに高い理由がありますので、信頼性とか耐久性を求めるならこちら!!

   

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