オイルサーディンっていうのは、サーディン⇒つまり鰯(いわし)のオリーブオイル煮です。前に小鯵のオイル煮を作ったんですが、手順は殆ど同じです。
ところで鰯って結構安く買えるんですよね。今回使ったのは背黒鰯っていうもので、よくスーパーなんかで売っていると思います。今回使ったのは25匹も入っていて僅か98円でした。安い!! こういうの見たら即買してオールサーディン作りましょう。
ところで、小さい鰯をさばくのは結構手間がかかるので、今回は背骨はそのまま残して作りました。なので↓の写真のように骨がニョキって出ていますが、骨も柔らかくてそのまま食べられるレシピです。(缶詰のオイルサーディンはだいたい背骨抜いていますよね...)
【材料】
・背黒鰯 20~25匹 (22inchのダッチオーブンの場合)
・オリーブオイル たっぷり
・塩 10g
・ニンニク 大きめ1欠
・鷹の爪 中2本
・ローズマリー 少々 (乾燥物でもOK)
【作り方】
(1) 鰯をさばきます。包丁の先っぽで頭を落として内蔵をスリッと出してください。以前小鯵をさばいたときに比べて、ヒレやぜいごの処理が無いぶん楽でした。
(2) これに塩をいれて軽くまぜたらラップして冷蔵庫に30分ほど入れておきます。混ぜすぎると鰯の身が崩れてしまうので気をつけてください。
(3) ニンニク・鷹の爪・ローズマリーを刻んで、オリーブオイルと一緒にダッチオーブンに入れて強火で加熱します。ニンニクが泡立ってきたら弱火にし、たまにかき混ぜながら軽く狐色になるくらいまで加熱し続けてください。
↑この位になったら弱火にして下さい
(4) ニンニクが狐色になったら火を止め、オイルに触れる程度に冷まして下さい。ちょうどこの頃合で鰯の塩漬け完了時間になると思います。
(5) 鰯の塩漬けをなるべく重ならないように鍋底に並べてください。オリーブオイルの量は鰯がやや浸る程度ですが、少ない場合には注ぎ足して下さい。
↑30分塩漬けにした鰯です ↑こんな風に並べてください。
(6) 蓋をして極弱火で20分加熱してください。たまに湯気が蓋を押し上げて出てくるので気をつけて。この湯気が良い匂いだったりして。たまに蓋をあけて香りを楽しみましょう。
↑10分後の状態です。 ↑20分後の状態です。
(7) 完成しました。煮たオイルごと容器に保存しておきましょう。オイルはペペロンチーノや炒め物、塩を加えてパンに付けて食べるなど多用途に使えますので、捨てずに冷蔵庫にとっておきましょう。
あとは、ワインでもビールでも焼酎でもテキトーに用意して... あーウマいなー!!
鰯をさばくのがちょっと手間ですが、他の工程は切って入れて待つだけの楽チン料理です。そういえば前にTVの旅番組で、漁師町のおばあちゃんが小鰯の頭を指でつまんでワタも一緒にもぎるテクニックをやっていましたが、それが体得できればもっと楽に作れるかも... こんどやってみよう。
先にも書きましたが、鰯を茹でたオイルは鰯の風味・塩味・鷹の爪の旨みと辛味・ローズマリーの風味が良い感じに調っているので、イタリア料理っぽい料理に使えるオイルです。なので捨てずに保存しておくと良いでしょう。
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