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2011/09/24

内山牧場キャンプ場

今年の夏(初秋か?)のオートキャンプは【内山牧場キャンプ場】にしました。例年は丸沼高原オートキャンプ場なんですが、ちょっと天気が微妙だったので方針変更です。でも、ここ前から行ってみたかったんですワ~!!

私も妻も、デカイ原っぱにテント張って開放的な風景でマッタリするのが好きなので、高原とか牧場系のキャンプ場になってしまいます。内山牧場キャンプ場もそんなキャンプ場でして、惹かれる点はといいますと...
■ 高原で涼しい
■ 空が大きくひらけている
■ ドーンと草っぱらのフリーサイト
■ 施設内にお風呂あり
■ 設備過剰でない

都内からのルートは、練馬・大泉ICから関越道~藤岡JCT~上信越自動車道~下仁田ICを抜けて富岡街道を走る、約3~4時間コースです。下仁田ICを降りてからキャンプ場までに、コメリとAコープがありますので、木炭と食材はココで調達しました。(黄色のアイコンご参照)

富岡街道から山道に入り内山牧場キャンプ場に到着するのですが、カーナビが示したルートが結構な細道でして... 少し先に別のルートがありますので、そちらの方が良いかも(青色のアイコンご参照)。

より大きな地図で 内山牧場キャンプ場 を表示

途中、立ち寄り温泉【荒船の湯】があります(緑色のアイコン)。大人550円小学生350円で、制限時間なしで入浴可能でした。新しい建物で綺麗な施設です。キャンプの行き帰りに立ち寄って疲れを取るのも良いかもしれませんね。

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さて、内山牧場ですが、現在は牧場は運営しておらず、キャンプ場・宿泊施設・レストハウス・ミニゴルフ・テニスコート・ツツジ園・コスモス園・釣り堀などがある観光施設になっています。


施設内に入りますと最初にある建物がレストハウス(というよりお食事処かな)で、ここでキャンプの受付をしています。オートキャンプの場合は車1台で3,675円。バイクは1台1,050円です。あと燃料(薪1束400円、木炭3Kg600円)もここで販売していました。


ここから車で1-2分、徒歩で5-6分位行ったところにオートキャンプ場の草っぱらがあります。そこまでは未舗装のデコボコ道で深いワダチがあり、慎重に進めないと車の腹を擦ってしまいますのでお気をつけ下さい。


そしてその先にはキャンプ場の風景がドーンと広がっていて、遠くに山並みが見えたりしていて、そりゃもう絶景です。


では施設を見て回りましょう。まずは洗い場からです。このキャンプ場には洗い場が2箇所あり、どちらもシンプル最低限って感じです。

まずは上手にある洗い場です。こちらは屋根付きでシンク3個と調理台2個。ワイルドな感じですが、結構綺麗にしてあります。


そしてもう一箇所の洗い場です。Oh... 屋根は無く廃墟のような佇まいですね。でもこのキャンプ場はこちらがメインの洗い場なのです。調理台が1個設置されていますが、ここで作業をする人はおらず、一時的な物置き場っぽい使い方が主でした。


でも、この蛇口からは美味しいお水がタップリ出てきます。半端なミネラルウオーターを持ち込まずに、この土地の美味しいお水を頂きましょう。

次にトイレです。トイレは上記のワイルド洗い場のすぐ裏手にあります。トイレとコインシャワー室が一体になった建物が一棟あり、向かって右端が男性、左端が女性トイレになっています。便座は和式、朝顔は一昔前の公園のトイレ的ですが、そこそこ清潔で換気が良くクッさーという程ではありません。




どうしても洋式を使いたい人は、キャンプ受付をしたレストハウスの横にあるトイレ棟まで行きましょう。徒歩でおおよそ5~6分ほどです。車椅子用の広い個室もあって綺麗でした。


あとコインシャワー。3分200円で全室付きのコインシャワーが4戸ありましたが、今回は1戸のみ稼働中で、残りは施錠されていました。


お風呂は隣接する施設「山荘あらふね」の浴場が大人550円 小学生350円で利用できます。徒歩7~8分でいけますので、わざわざ車で行かなくても良い距離ですね。利用時間は10:00~17:00位でして、「山荘あらふねにご宿泊の方が18:00ごろから入浴するので早めに...」とのご説明でした。

利用の際には山荘あらふねのフロントに行って、「風呂入りたいです」と言えばOKです。下記写真の大きなガラス窓が浴場でして、窓際に立つと外から丸見えなのでご注意下さい笑。


このお風呂の湯がとても良くて、温泉ではなく地元のお水だと思うのですが、柔らかくてまろやかで、下手な温泉よりよっぽど良いお湯です。キャンプ場に連泊される方は、午前中の人が少ない時間に青空見ながらゆったり入浴されると良いかもしれませんよ。

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で、なんと言っても、このキャンプ場の魅力は、「フィールドの開放感」だと思います。フィールド全面が芝・草で覆われていて、高地ならではの涼しい空気と空の近さ、視界は草原と空しかない感じでして、遠方は雲たなびく山々が連なっていたりして...






「うわー絶景」なんて感動していると、遠方から雲がモクモクやってきて、急に一面ガス状態になったりもします。自然の呼吸が感じられるようなキャンプフィールドですね。


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オートキャンプ場に隣接する施設も自然がいっぱいでした。

先ずはバンガローから。2地区に分かれて、それぞれ10棟ほどのバンガローがあります。


バンガロー専用に洗い場があって、これまた素朴ながらナカナカ綺麗に整備されています。


次に、先ほどお風呂でご紹介した山荘あらふねの裏手にある池兼釣り堀です。


うちやま牧場を隈なく巡る、キャンプ場内にもコースがあったりする、ミニゴルフ場もあります。1ゲーム300円でゲートボールっぽいクラブと玉で遊べます。多くのご年配のグループが楽しそうに遊んでいましたよ。


そして、視界一面に広がるコスモス畑。これ良かったですよ~。入り口はレストハウス横にあるのですが、キャンプ場からは裏道(ミニゴルフ15番ホールの後ろの小道)から徒歩1~2分ほどで行けます。


もう、視界にはコスモスと空しかないんですね。非日常の極みだったりします。ご年配のカメラ小僧(笑)さん達が色んなショットを狙っていて、それを見るもの結構楽しかったりして。

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さて、こんなに開けたロケーションなので、結構強い風も吹いたりします。なので、タープもテントもいつもよりしっかりとロープを張りました。近隣のタープはロープが抜けてバッサバッサして大変だったので、ご近所迷惑にならないようにね。


夜間はけっこう露が降ります。朝にはテントもタープもびちゃびちゃになっています。夜から朝にかけて出歩くと靴も草露でぐっちょリ。クロックスを用意しておくと良いかもしれません。


9月中旬の日程だったのですが、夜間の冷え込みはそれほどキツくなくて、パーカーやフリースを一枚はおる程度で十分凌げました。寝るときもフリースのシュラフのみでOK。でも9月後半をすぎると寒くなるんでしょうね。

開けた空のおかげで昼間は結構暑いです。でも絶えず風が吹いていて、タープ下の日陰は快適そのものでした。リクライニング機構があってリラックスできるチェアを持っていったほうが良いですよ。

ということで、何をするわけでもなく、ノンビリ散歩したり、雲を眺めて音楽を聴いたり、丸めた軍手でキャッチボールをしたり... 何かしら作って食べたり... まったりと過ごしました。






チェックアウトは10:00なのですが、特に見回りが来る訳ではなく、撤収含めて11:00くらいまで滞在しちゃいました。空が開けているので満遍なく日が当たりますので、テント・タープの夜露をタオル等で払っておけば直ぐに乾きます。

フライを干す場所が無いので、車にかぶせちゃいました。サイズは丁度よいんですよね。インナーテントの底面も日に当てたいのですが、風があって怖いのでやめました。。。


そうそう、このキャンプ場は【ゴミ持ち帰り】です。撤収の際にゴミ置きスペースを確保する事をお忘れなく。後部キャリアスペースの1/5がゴミ置き場になってしまいました笑。またギリギリまで炭を使う方は、消壷を用意しないといつまでも撤収できませんね。


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開放的なロケでゆっくり過ごせるキャンプっていうのがいいですワ~。次はふもとっぱら辺りに行きたいなー... 富士山見えるし。

P.S
キャンプで明け方に飲むコーヒーはおいしいのですが、明け方に食べる即席ラーメンの方がもっとおいしかったです。それを味わいたくてキャンプに行きそうな位に...


消壷は密封できる大きめのペンキ缶等でもよいのですが、こだわる方にはちゃんとした製品を。壷に入れて1時間位で持ち運べる位の温度に落ち着くようなので、撤収作業の最初に木炭を突っ込んでおきましょう。

2014/03/31更新:Amazonがリンク切れになってしまったので更新します。
   

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6 件のコメント:

mmr193 さんのコメント...

内山牧場。あぁ、懐かしいなぁ。
子供が生まれる前ですから、いまから20年くらい前になりますか、テントと寝袋、それに椅子ぐらいしか装備がない状態で10人弱のメンバーで始めてのキャンプをしたところです。
バーナーもソロ用の小さなシングルバーナー1つしかなく、タープすらない状態で小雨まじりの霧という天気でのキャンプ。
焚き火に大鍋の組み合わせでパスタを茹でようなどと無謀なことをしてえらい目にあった忌まわしい記憶の場所でもあります。
たしかになんにもないキャンプ場で、当時、キャンプ場内にはあかりすらなく、その日は小雨まじりの霧の日だったこともあって、夜中にトイレに行こうとして本当に真っ暗で驚いたことを覚えています。
「大自然と戦うには、僕らの装備は貧弱すぎる。」と、この時の経験が、その後メンバーをオートキャンプグッズオタクへと導いたのでした。
いや、懐かしい記憶が蘇りました。来年あたりリベンジするか・・・

suzukiwaruko さんのコメント...

mmr193さんコメントありがとうございます。
20年前ですか!! 内山牧場はそんな昔からキャンプ場やっていて、mmr193さんもキャンプ大先輩すね。

タフな初キャンプ体験話ありがとうございます。「面白そうだから、とりあえず行っちゃえ」的な勢いが感じられました。でも少ない装備で乗り切るキャンプも充実感ありますよね。

内山牧場は今でも場内照明は無く、夜月がなければ当時のままの暗闇だと思います。この"何にも無さ"を楽しむのが内山牧場キャンプ場だと思います。

来年あたりと言わずに、ぜひこの秋に行っちゃいましょう。

ところで、mmr193さんてハンドルネームからすると、私の知っている方では... 違っていたらすみません。

mmr193 さんのコメント...

コメントへの反応ありがとうございます。
8月はなんかせっかく声をかけていただいたのにお役にたてなくて申し訳ありませんでした。
実名で書き込んでも別に良かったのですが、なんとなくこういう世界はハンドルネームを使った方が良いのかしらんとmmr193としてみましたが、ご推察どおりの者です。

「内山牧場」のキーワードが懐かしくてついコメントさせていただきました。
いや、ほんとに勢いだけで行ったんですよ。
小雨まじりの霧の中でなぜか車に積んであったビーチパラソルが1本だけ立っていて、その周りで、若い男女が10人弱、みんなして傘さしてるんだから間抜けな光景です。
薪が湿っていてなかなか焚き火は熾きないし、待ちきれずに生温いお湯にいれたパスタは、給食のソフト麺みたいになってるし、満足に食べるもんがない中、お腹がすいてワインを飲んで悪酔いした記憶があります。
ブームが去ってあちこちのオートキャンプ場がなくなっていく中、まだ残っているとは知りませんでした。
確かあの時、昼間は近所の町内会のような人たちがシートを広げてカセットコンロで宴会してましたから、キャンプ場というよりは広場的なところで、それだからブームと関係なく残っているのかもしれませんね。
こちらのブログ、これからもちょくちょくのぞかせていただきますので、よろしくです。

suzukiwaruko さんのコメント...

mmr193さんレスポンスありがとうございます。ああよかった、mmr193さんで合ってましたね。

私はブーム時期にはキャンプなんて頭の片隅にも無かった、キャリア3年目の新参者ですが、昔はもっとキャンプ場多かったんですね。

内山牧場は沢山のオートキャンパーとバイカー達でにぎわっていて、ブームが去ったというよりも、ブーム再来という気がします。

mmr193さんもガシガシ出かけてくださいよ。そしてどこかで会えると良いですね。

よし♪ さんのコメント...

お久しぶりですー。
ご家族でキャンプに行ってきたんですね。
北海道は夜になるとかなり寒くて、冬装備がいる季節になってきました。
今年は1回しか行けませんでしたが、もう年内は無理かな...

最近は、ブログの続きすら更新していなくて、ネタが結構たまっていたりします^^;
そろそろ更新しないとなぁ...

suzukiwaruko さんのコメント...

おお、よし♪ さん、ご無沙汰しています。

先日アップされたソロキャンのレポ、楽しく拝見させていただきました。

関東はまだ厚着程度の軽装備でも行けそうな気候です。いまのうちに数回いっときますわ。

よし♪さんのブログチェックしてますんで、是非更新お願いします。