春です!! この季節は筍です!! いつでも何でも手に入るこのご時勢(笑)、筍はこの季節にしか味わえない貴重な食材です。毎年楽しみにしている筍ですが、そろそろ値段も落ち着いてきたので買ってきました。
すこし小ぶりな筍ですが、鮮烈な若竹の香りがして身もしっかりしています。1本380円でしたが、ついつい2本買ってしまいました。
いつもは圧力鍋で茹でているのですが、今回はダッチオーブンでやってみましょう。いままでダッチオーブンで色々な野菜を茹でてきましたが、みんなとても美味しかったので筍も期待しちゃいます。筍の茹で方は色々ありますが、今回は私流のテキトー簡単手順で行きます。では始め~!!
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【1】 筍を洗って外皮を3枚ほど剥いて半分に切ります。
ほんとうは外皮をちゃんと剥いてから茹でた方が良いのですが、簡単手順につき外側の3枚ほどを剥いただけにとどめます。半分に切るのは煮時間を短縮+灰汁を抜きやすくするためです。根元の部分の汚れがキツイ場合にはすこし切り落としておきましょう。
【2】 重曹+唐辛子で茹で汁の準備をします。
筍を茹でるとき、米ぬか(炒る前のね)とか、米のとぎ汁とかいいますが、個人的な意見で恐縮ですが「米ぬか」はぬか臭が付くし煮上がった後の洗いも手間なので、あんまり好きではありません。米のとぎ汁でも十分だと思います。
でもって色々試した結果、最近は「重曹+唐辛子」に落ち着いています。この方法が一番灰汁がとれて筍の香りが抜けにくい気がします。重曹の量は水1Lにつき大さじ1/4くらいでしょうか。なお重曹を入れすぎると匂いが付いて色見が黄色っぽくなるそうですので、分量は気をつけてください。
【3】 おもしを乗せて弱火で40分~70分煮ます
筍が水面に浮き上がらないように皿などで重しをして、弱火でコトコト茹でます。手のひらサイズの小さい筍であれば40分、顔ぐらい大きいサイズの筍であれば70分くらい茹でてください。今回のは手のひらより少し大きい位なので60分炊きました。普通の鍋だともう少し長い時間煮るのですが、ダッチオーブンは火の通りが良いために少し短めにします。
【4】 茹で上がったら湯きりをして冷水で洗って熱を取ります
茹で上がったら、茹で汁を捨てて筍を冷水にさらして熱を取ります。筍が物凄く熱くなっているので、取り扱いには十分注意してください。トングとか使ったほうが良いですね。
【5】皮を手でツルっとはがします
親指の腹の部分で、筍の側面をなぞるようにして皮をはがします。茹でる前はなかなた剥がすのが大変なのですが、茹でた後は簡単にはがれます。
なお、筆者は、この剥がした皮の柔らかい部分が大好物です。柔らかくて、香りが物凄く立っていて... ここが一番美味しいかも。実はこれが楽しみで筍を茹でています(笑)
【6】 お好みで味付けして頂きましょう
茹でたての筍は、市販の水煮に比べると味も香りも桁違いに濃くて美味しいです。なのでささっと味付けするだけで十分だと思います。今回は濃い目の塩水でざっと洗って薄塩味にしました。
せっかくなので、菜の花っぽく育ったプチヴェールと一緒に頂きましょう。茹でたての筍は噛むと風味がジュワーって口中に広がります。こういうのは日本酒をチビチビやりながら味わうのが一番ですね。
本当は「木の芽和え」(山椒の葉っぱを刻んで筍とまぜて醤油ふりかけて頂く)にしたかったのですが、なぜか今年は家の山椒の育ちが悪く、葉っぱが育ってません。うーん残念...
今年は原発事故の影響で我が家は花見宴会を中止したので、なんか物足りない春なのですが、筍を食べたらやっと春を実感できました。あと2~3週間は市場に出回っていると思いますので、それまでに数回は頂きたいナーと思います。
なんかamazonでも生筍売ってました。筆者が買う1本数百円のとは違って高級品っぽいですね... でも、これはうまそう...
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