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2011/02/05

100均の木炭と豆炭を燃焼してみました

100均ショップで入手できる木炭・豆炭の比較を前回行いましたが、やはり木炭は燃やしてみないと分からないよねって事で、今回はこれらの木炭・豆炭を燃焼してみました。

とは言っても、同じ条件で燃焼する事は難しいし、温度を計測する事もできませんので、「まあとりあえず燃やしてみてなんか気づいたことあったら記載する~」程度のライトな内容です。ごめんなさい...

いちおう評価対象品のおさらいをしますね。写真左上→右下に向かって製品名と本記事での略記を書きます。
【ダイソー ザ・炭】⇒ダイソー木炭                         【ダイソー 豆炭】⇒ダイソー豆炭
【ローソンストア100 特選木炭】⇒ローソン木炭      【シルク 木炭】⇒シルク木炭


また、前回の記事では見にくかった木炭・豆炭の写真をあげときます。
【ダイソー木炭】               【ダイソー豆炭】


【ローソン木炭】               【シルク木炭】

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では始めましょう!!
まずコンロ(蒸し器の流用)の上に着火材を4個置いて、それぞれの上になるべく同じ大きさの木炭・豆炭を2~3個ずつ並べました。位置は上から時計回りに【ダイソー木炭】 【ローソン木炭】 【ダイソー豆炭】 【シルク木炭】 です。

そして着火!! 家の中でこれは... 家族の理解がないと出来ませんね~...

まずは着火時の発煙状態です。豆炭が少し白煙を上げる程度で、他の木炭は特に煙を出すことはありませんでした。なお豆炭の白煙も着火15分程で収まりました。

(2011/02/06追記)
ところで、この【ダイソー豆炭】... 燃焼中に独特の匂いがしますね。なんというか、建築現場の焚き火の匂いっぽいと言えばお分かりになるでしょうか? 完全に白化したら匂いは消えるのでしょうか... なお他の製品はホームセンターの木炭と同様の匂いでした。

(2011/02/20追記)
シルク木炭は材木の種類によりカナリ具合が違う事が分かりました。白く灰になるのは爆ぜもなく煙も出ないのですが、灰が黄色がかった物は爆ぜて煙も出ます。まあホームセンターで買える格安の木炭と同様と思ってください。下記のテストではたまたま良い品質の木炭を使った結果でした。サンプリング不足でどうもすみません。

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着火15分後の状態です。みんな良く着火していますが、良く見ると個性が出てます。

【ダイソー木炭】スタートダッシュが凄くて1片は芯まで燃焼が進み崩れてしまいました。
【ダイソー豆炭】あと少しで全体が白化する状態。なかなか良いですね。
【ローソン木炭】半分くらい白化状態。すこし大きいの、その差だと思います。
【シルク木炭】 ほぼ全体が白化しかけている状態です。なかなか綺麗!!

【ダイソー木炭】               【ダイソー豆炭】

【ローソン木炭】               【シルク木炭】

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着火1時間後の状態です。1時間も経つと結構差が出るものなんですね。

【ダイソー木炭】1片は殆ど燃えて小片に... もう1片は片面のみ燃焼継続中です。
【ダイソー豆炭】綺麗に白化。密集度が高いせいか? ここにきて炎を上げてます。
【ローソン木炭】下から順調に燃焼継続し大きさは2/3程度になりました。
【シルク木炭】 他に比べ大きさの変化が緩やかで、淡々と燃焼しております。

【ダイソー木炭】               【ダイソー豆炭】


【ローソン木炭】               【シルク木炭】

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1時間30分経過しました。もう個性出まくりで面白いです~!!


【ダイソー木炭】1片は燃え尽きて、もう1片は...なんか消えかけてますね。
【ダイソー豆炭】灰に埋もれて淡々と燃焼中です。こいつだけ大量に灰を生産中!!
【ローソン木炭】1片は燃え尽きて、もう1片は半分燃焼中です。
【シルク木炭】 サイズの減りが一番少ない様子です。ゆっくり燃焼なんでしょうか。


【ダイソー木炭】               【ダイソー豆炭】


【ローソン木炭】               【シルク木炭】

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2時間経過しました。各製品ともカナリお疲れのご様子です。このままだと焼き物には火力が足りない状態ですね。ホームセンターの低価格木炭と同様で、30分で着火完了し、そのあと1~2時間で使い終わるという感じでした。

【ダイソー木炭】1片の1/3程を残して殆ど消えかけています。
【ダイソー豆炭】小さくなっていますが、まだ中は燃焼中。灰もたっぷり生産継続。
【ローソン木炭】これも1/4程を残して消えかけています。
【シルク木炭】 ゆっくり燃焼中ですが、熱量は結構落ちているみたいです。

このまま放置すると燃え残りが出そうなので、皆で協力して火勢を上げる事にしました。
フーフーしながら火力を維持しつつ、このあと1時間弱で燃え尽きました。

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着火・燃焼の条件が均一ではないため、あまり正確な比較ではありませんが、まあまあ個性がでて面白い実験になりました。結果から個性付けると、こんな感じになります。

【ダイソー木炭】
⇒スタートダッシュでガンガン燃焼します。多少の爆ぜ(はぜ)があったりして、早めに細かく砕けてゆくので、なるべく寄り集めて使わないと燃え残りが起こりやすい感触でした。チャコールスターター等でドガーンと着火してコンロに放り込むのも良いです。

【ダイソー豆炭】
⇒着火後15分位は白煙が出ますが、その後は落ち着いて淡々と燃焼します。形が均一なので配置しやすく熱を逃がさず燃焼し易いです。灰の量は物凄く多いです。また一酸化炭素の発生量も多いのでマメに換気が必要です。

【ローソン木炭】
⇒ダイソー木炭に似ていますが、爆ぜがやや少ない感じがします。これも寄り集めて使わないと燃え残りが出そうな感じです。しっかり着火して全体を白化させるようにしましょう。

【シルク木炭】
⇒大きさのバラつきが他木炭より少ないので配置しやすいです。また他木炭よりも気持ちゆっくりめの燃焼で、火力はやや少なめな気がしました。もちろんBBQにも使えますが、卓上コンロ等でゆっくり燃やしつつ、チクチク木炭をいじるのに丁度良いかも。


きっと6~7月になると各店に今年の分が入荷されますが、今回評価したものと同じ品質かどうか分かりませんし、あてになる情報ではありません。まあでも100均の木炭でもちゃんと着火すれば小さくBBQするのに不便無しと感じました。

ところで、豆炭は結構使いやすいですね。一酸化炭素が出やすいと聞いて避けていましたが、昔はコタツとかアンカに使ってたし、換気に気をつけておけば便利かもしれません。筆者自宅はLDKが階段吹き抜けと繋がっていて仕切りがなく換気が良いので丁度いいです。灰が多いのにはビックリしますが、良く燃焼を続けるので、小片の木炭と一緒に使うと燃え残りが出にくくなって良いかもしれません。


Amazonの豆炭です。10Kg単位とかで買ったらどんだけ使い続けられるんだろう...
そういえばアメリカのホームドラマとかで見るBBQって、ちいさな成型炭をザザーって入れて燃焼してたりしてましたね。あれって豆炭みたいなものかしらん?
  

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