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2010/10/18

ランタンST-233を改良しました

先日記事に書いたように、ST-233というランタンのグローブを落として割ってしまったのですが、そもそもこのランタンは、リフレクターを併用して使用する時/収納する時に天蓋を外してグローブを取り外すという手順が必要です。

今回は、たまたま自宅で割ってしまったので何とか代えの照明が用意できましたが、もしキャンプ先だったら大変でした。うーん、再発防止策を打たねばなりませんね。


左が収納時、中央が使用時の状態です。このように、収納時はリフレクターをグローブの内側に格納する必要があります。リフレクターをグローブの外側に取り付けたままだと、右の写真のようにリフレクター背面にある蚊取りマットフォルダーが筐体に引っかかってしまいます。

↑収納時             ↑使用時             ↑引っかかって閉まらない

この時グローブはとても不安定な状態でして、うっかりランタン本体を傾けてグローブを落下させてしまった訳です。また、リフレクターをグローブの内側に置いたままランタンに灯火した事もあり... リフレクターの黒い焦げ後はその時のものです。ははは...

つまり、蚊取マットフォルダーの分だけ筐体を削れば、いちいちリフレクターを出し入れしなくても良く、グローブを落下させる危険も無い訳です。よし、早速やっちゃいましょう!!

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蚊取マットフォルダーが当たる場所にマジックでマーキングして... カッターの刃先をライターで炙って熱してですね...


おおよその位置にズブリスブリとカッターを入れてゆきます。そのあとデザインカッターでバリを切り取って整形して...


はい、こんな感じに切り取りました。おお、良い感じに閉まるようになりました。リフレクターは位置決め機構が無いので結構左右にブレます。なので蚊取マットフォルダーよりも少し広めに切り取るのがミソですね。


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このランタン、実はもう一つ気になる箇所がありまして... ランタンを収納する際にハンドル部分が筐体の縁に当たって、筐体の樹脂が凹んじゃってるんですね。



という事で、ついでにハンドルが当たる分だけ筐体を削って収まりを良くしちゃいましょう。うん、良い感じになりました~。


蓋と本体の隙間も気になりますが、この隙間はハンドルが樹脂に当たっているのではなく、内部の機構でここまでしか閉まらないようになっているんです。

なんでピッチリ閉まらないのかなと不思議に思ったんですが、これってきっと、消灯後でまだ天蓋やグローブが熱を持っている状態で格納した際に、熱を逃がして筐体樹脂が溶けるのを防ぐっていう設計なのかも。そうに違いない... うーん...

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ということで、これで完成です。簡単な加工で使い易くなりグローブを割る危険もグッと減りました。それと手間をかけた分だけ愛着が増した気がします~。

そもそも元々こんな風になっていれば良いのにと思うのですが、旧製品から筐体を引き継いでいるためでしょうか? 樹脂の金型を変更して(今回の場合は金型を削るのではなく肉を盛るため手間がかかりますね)製品価格が上がってしまうよりは... とも思います。




焦がしちゃったリフレクターですが、ちゃんとオプション品で売ってました。
   


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