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2010/09/30

カスタードプリン(家でも作ろうダッチオーブンレシピ)

いつも酒の肴っぽいレシピばかりのこのシリーズですが、今日は雰囲気を変えてカスタードプリンを作ります。ダッチオーブンレシピらしく、鍋に投入したら後は放置... っていうコンセプトで行きましょう!! 作業時間10分・待ち時間40分程度とたいへんお手軽です。

ぜひこれをマスターして、「お父さんの作るダッチオーブン料理はいつも豪快料理ばっかりダー」なんて言わせないようにしましょう。


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【材料:小さいプリン型2個分】

■ 牛乳 100cc
■ 砂糖 10g
■ 全卵(Mサイズ) 1個
■ バニラエッセンス 数滴
■ お茶パック or だしパック (漉すのに使います)


.. これは覚えやすい分量ですね!! 100cc,10g,1個 と覚えてください。

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【作り方】

(1) 牛乳を人肌に温めて砂糖を投入し、よくかき混ぜます。菜箸などでグルグル混ぜましょう。ご家庭であれば、電子レンジで500W-30秒くらいでOKだと思います。


(2) 全卵を良く混ぜます。卵のこしを切るように菜箸を左右に振って混ぜると良いです。


(3) 混ぜた卵に(1)を投入します。牛乳が熱いままだと卵が凝固してしまうので、人肌以下の温度で混ぜるように気をつけてください。(絵的に変化がありませんが牛乳が混ざってマス)


(4) プリンの仕上がりを滑らかにするため漉し器で漉します。とはいっても漉し器が無いよ!!という場合には、お茶パック とか だしパックでも充分に漉せて便利ですよ。


(5) バニラエッセンスを数滴いれます。入れすぎると苦くて嘘くさい味になるので要注意!!


(6) プリン型に流し込みます。我が家に丁度良いプリン型が無かったので、澤の井酒造で買った中サイズのぐい飲みを使いましょう。これだと1型あたり60cc~70cc程度でした。


(7) ダッチオーブンに中網を置き、水を中網がかぶらない程度に入れます。次に蓋をして強火で湯気が出る程度に加熱します。


(8)  蓋を開けて(6)を並べます。鍋肌と鍋の中は大変熱いので気をつけてくださいね。


(9) 蓋をして強火で1分加熱(蓋を開けていた分、蓋と鍋が冷えたので加熱ね)し、その後は火を止めて40分放置します。気温が低い冬場の戸外では鍋が冷めないようにタオル等で包んで保温して下さい。


(10) 蓋を開けて固まり具合を確認してください。プリン型が大きい場合には固まりにくいので、再び強火で1分加熱して10分~15分放置を繰り返し様子を見てください。

今回の分量と室温20度前後程度であれば、1分加熱40分放置でOKみたいです。プリンに刺した楊枝がしっかり立ってますね。


(11) これで完成です。舌触り滑らかなカスタードプリンになりました。暖かいままでも結構おいしいので試してみてください。メープルシロップや蜂蜜などかければ完璧!!



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【備考】

■ 「バニラエッセンスなんてキャンプに持っていかねー」 ...ですよね。その時は牛乳を減らしてバニラアイスでも投入してみて下さい。結構似た様な感じになります。

■ 漉し器もお茶パックもない場合、漉す過程を省いてもそれなりに出来上がります。その時はプリン型に入れたあと、型の底面を何回か叩いて浮いてきた気泡を潰してください。その方が滑らかな食感に仕上がります。

■ プリン型の内側にバターを塗っておくと、型をひっくり返してスポっとプリンを出すことができます。冒頭の写真はバターを塗らずに楊枝でプリン側面をエグッって取り出したので、あばた顔になっちゃいました。

■ 冬場は気温が低いので鍋が冷えてプリンが固まりにくくなります。鍋をタオルでくるむとか、1分加熱10分放置を4セット行うとか工夫して下さい。

■ このレシピはダッチオーブンの肉厚で保温性の高い特性を使った方法ですが、上記の冬場の工夫を利用すればステンレスやアルミの普通の鍋でも大丈夫だと思います。

■ ストウブのピコ付き鍋(写真の作例がそうですが)で作る場合には、水滴がプリンに多く落ちてくるかもしれません。プリン型の上にキッチンペーパーを1枚乗せておいたほうが良いですね。でも、仕上がりの見た目をあまり気にされない方はそのまんまでOKです。


いままでオーブンとか圧力鍋とかで何回かカスタードプリンを作った事があるのですが、加熱しすぎてスが出来てしまったり、準備に手間がかかって面倒だったりという思い出ばかりでした。でもこのレシピなら「なーんだ楽ちん!!」という感じです。また、中途半端に余った牛乳と卵を活用できて良いですよね。


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