BV-620 langは通勤・街乗り・ポタリング目的でいじっているので、基本ノンビリ走るのですが、とはいえ20inchでギア比が52T×14Tではやっぱり物足りない感が捨て切れません。
また、車道を走ってて路肩駐車の車の脇を抜ける際には、それなりに速度を上げてなるべく車のリズムに迷惑かけないようにするのですが、そのさいグイーっていう加速ができないんです。「ああ~遅くてすみません」て...
でもBV-620 langはボス式のスプロケットなので、良い交換品がありません。(自転車のスプロケット交換については色々な方がWEBに情報書いているのでググれば沢山情報ありますが、このブログでもこの記事でボス式の話しています。)
せめて後輪の14Tを13Tにすればと思い、この商品(ENE CICLO ボスフリー7S)をオーダーした事があったのですが、発注後に品切れの連絡を頂いてしまい、なんか縁が無いなーと思ってました。
と、そこへ、このブログのBV-207 Stra関係話で色々コメント頂いてお世話になっているdebbyさんから、「BV-207にMF-HG37をつけたら良い感じに!!」という話を頂き、「そんな商品もあったよね!!」ということでこちらで購入しました。1,887円(送料別)とまあまあの安さです。注文してから中2日で届きました。
MF-HG37は13T-28T(ギアの歯数が最小13個-最大28個)の7S(ギア板が7枚)構成です。BV-620 langは、もともと6Sのギアとシフターが付いているのですが、先日7S化した(この記事ご参照)のでスプロケットを交換して調整するだけで完了ですね。
後輪外して「フリー抜き」という工具をスプロケットに差して反時計回りにグイっとやればボス式のスプロケットを外すことができます。
さて先日取り付けたばっかりのMF-TZ07(もともとBV-207 Straについてたモノ)と並べてみましょう。どちらもSHIMANO製で7S構成なので高さも同じです。
でもコレ見てください。左(MF-HG37)は最小ギアの上にロックリング(黒いワッカ)でかしめてギアセットを固定しているのに対し、右(MF-TZ07)は最小ギア自身をねじ込んでかしめる機構なんです。
また、MF-HG37は名前にあるとおりHG(ハイパーグライドでしたっけ...)機構によりシフトをスムーズにする仕掛けがあり、同規格のHGチェーンが推奨されるのですが、MF-TZ07はもうすこし大らかです。まあ今回は面倒なのでチェーンネタは次回にて、今回はそのままにしておきましょう。
7S化の時に書きましたが、BV-620 langはもともと6S仕様のため後輪軸付近の寸法が非常にタイとです。7S化する際には車軸に幅0.5mm強のワッシャーを噛ませて、隙間を確保する必要があります。なお、左右にワッシャーを入れないと、車輪がセンターにならずブレーキの片効きが起きてしまうので、気をつけてくださいね。
で取り付けてみたのですが... どうもディレーラの調整がきっちり決まりません。なんかHIGH側(13T側)に綺麗に落ちません。なんでだろう...
調べてみますと、あーディレーラのアームが部品に当たってますね(写真左)。本当ならここまで(写真右)までスイングする筈です。
理由はココでした。アームの根元にある爪が曲がっています。これをペンチでぐいっと直すと、写真右のようにアームのスイング角度は補正されまして...
で、当たりが無くなりました。良かった!! このクラスの自転車だとこんなもんで力技で色々解決してゆくもんですが、そこが面白かったりします。
ということで、10Kmくらい試乗してきました。うん、これで全然OKという感じです。ゴリゴリ踏むとやっぱり飽和しちゃいますが、日常乗っててそんなに踏むのは稀でしょう。ますます乗るのが楽しい自転車になってきました。でも、もう少しいじりますヨー!!
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2011/11/06
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