色々なサイズの鍋を重ねてコンパクトに持ち運べるので、少しでも荷物の体積を小さくしたいキャンプにとても重宝です。またご自宅で使う際にも、収納場所が小さくて便利だったり、取っ手を外しておくと揚げ物中にうっかり引っ掛けて鍋をひっくり返すのを防げたりと良いことずくめです。
と言いたいところですが... ご存知のように、焦げ付き防止加工は結構短期間で駄目になってしまうので、鉄鍋のように長期間使い込む製品ではなく、定期的に買い替えが必要になります。でも、換えの鍋が高いんですよね。なんか「プリンタ安いのに交換インクは高いよ~」っていうのに似た感覚なんですね。
フライパン売り場で低価格のセール品を横目に高価なT-FAL鍋を買い続けるのって、何か勿体無い気がしていたのです。という事で、セール品のフライパンの取っ手を切り取って使えば安いじゃん!! という企画です。前置き長くてすみません...
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筆者も10年ほど前からこの手の鍋を使ってまして、現在はT-FAL製(5年前のモデル)とパール金属製の2種類を持っています。まずはT-FAL製ですが... だいぶん使いこんでますね。
そしてパール金属製です。正式名称は「取っ手のはずせるマーブルコーティング6点セット ライムストーン」 長いですね...
取っ手部分の機構は似ており、どちらも金属部品で鍋を挟んで縁の出っ張りに引っ掛ける方式です。しかしながら並べてみると一目瞭然で、T-FALとパール金属では寸法に互換性がありません。
かなり大まかですが計測してるとこんな感じでした。上がT-FAL製で下がパール金属製です。パール金属製の方が鍋を掴む面積とクリアランスが大きく、しかも耐熱樹脂で保護されているので、適応範囲が広そうですね。
なので、パール金属の取っ手に使えそうなフライパン(780円... 安いですね)を買ってきました。ご覧のように鍋の縁が出っ張っていて、しかも取っ手が切り落としやすそうなヤツです。この企画のために3ヶ月ほど前に購入していたのですが、ズボラしていて実行が今になってしまいましたので、ご覧の通りかなり使用感が漂っています(笑)
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じゃあ取っ手を切り落としましょう。アルミ製なので100均ショップの金工用ノコギリと金ヤスリでOKです。ガコガコ切って切断面は金属ヤスリでテキトーに仕上げてみました。カナ~リ乱暴な加工ですみません。
はい、パール金属製の取っ手がバッチリとハマりました。
収納もバッチリです。これなら、わざわざ高価なメーカー製の鍋やフライパンを買わなくても済みそうですね。あー、もっと早く試していれば良かったです。
T-FAL製は取っ手が個別販売されていますので、取っ手だけ買って鍋部分は安いのを... なんて大胆な方法もあります。(残念ながらパール金属製は取っ手の個別販売は見当たりませんでした。)
もし替えの鍋を検討されている方、こんな方法もありますので良かったらお試しください。なお、フッ素加工でIH非対応でも良ければ、Amazonでパール金属製が3,000円で買えるようです(2011/01/04現在)。
2014/03/31追記:Amazonリンクが切れていたので更新しました。パール金属も取っ手を単体売りするようになりましたね。あと、上の写真てガンダムの肘関節のマルイチみたい。
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