さてさて、また卓上コンロの話です。前回の記事で挙げた改善点を反映して再チャレンジしてみました。結果は !!!実用レベルになった!!! という感触です。
コンロの改善点のおさらいをしますと...
【1】 木炭に燃え残りがあった⇒通気性能を上げて燃焼促進
【2】 コンロの底面が熱い⇒コンロ内に水をはって水冷式に
まず【1】から... コンロ側面の通気穴を6個→12個に増やしてみました。
そして【2】... でもコンロのベースは植木鉢なので、底面に穴が空いていて水を張れません。という事で、やや底深の皿を敷いて水を張りました。
ではロストルに木炭を敷いて着火してみましょう。そうそう、卓上コンロの目的の一つである「細かい消し炭の再利用」ですが、大き目の木炭を1~2個入れて、その隙間に細かい消し炭をくべると良さそうです。小さい木炭だけではあまり強い火力が出ないみたいですね。
で、木炭が良い具合に着火した時の受け皿の温度はといいますと、25℃~30℃くらいでした。これなら鍋敷きと一緒に食卓の上に置けますね。
折角なので、かるく焼き物をしましょう!! 今日の焼き物セットはコレです。肉系は煙が出て換気扇直下でないと大変な事になってしまうので、食卓でやるなら乾き物と野菜をベースにした方が良さそうです。まあ健康的という事で... 焼酎のお湯割りと一緒にチビチビやりました。
1時間程でかなり弱火になり、3時間でほとんど灰になりました。これで目標達成!! と言いたいところですが... 実はちょっと火力が弱かったんです。木炭を増やせば良いのですが、コンロのサイズは大きくしたくないし、もっと良く燃焼させるには...
次の手は、ロストルに灰を溜めずに通気性能を維持させてみようって事で、翌日に100均ショップでステンレス製の排水ネットを買ってきました。銅製のもありますがステンレスの方が耐熱性が高いのでコレ。この製品、買ったときにはこんな形状ですが...
網の真ん中をグイッと引き上げて木炭が櫓(やぐら)っぽく寄りかかれるようにしてですね、はいコンロにピッタリ入りました。
ところで、ステンレスのネットって熱で焼き切れてしまわないのでしょうか?まあやってみればわかりましょうって事で、それファイヤー!! おお、良く燃え上がりますねー。改良の結果か?木炭がとても良い着火状態になりました。
今日はコレをやるために夕飯を少なめにして空腹なので、メニューに餅とかソーセージを加えて若干ボリュームアップしました。
火力が強くなったので、どんどん焼けて楽しいです~。これこれ、この感じを狙っていました。用意した物はサッサと掃けてしまいましたので、追加っとね。オイルサーディンうまー!! 餅ウマー!!
強い火力はだいたい2時間くらい維持できました。ホームセンターの安木炭ならこれで充分なのではないかと思います。オガ備長炭とかならもっと長時間もつのでしょうか?
燃え尽きたぜっ!!て感じで、木炭のかけらも残りませんでした。ステンレスのネットはどうやら焼き切れずにがんばったようです。もしかしたら数回やると穴が開くかもしれませんが当面はOKみたい。
秋の夜長に卓上でチクチク焼き物しつつ飲む酒はとても楽しかったです。みなさんも如何でしょうか? でも、狭い部屋で締め切ってやらないように注意してくださいね。昔の民家なら煙出しという仕掛けがあって、囲炉裏の煙とガスが天井から外に抜ける構造があるのですが... ちょっと囲炉裏生活に憧れてしまいます。
卓上コンロ作るの大変だよねーという方は、この辺(飛騨コンロ/大名コンロ)でも良いのではないでしょうか。コンロと木炭と着火材で2,000円少しなら安い買い物と思います。
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