自作の卓上コンロ（改良の余地あり）で焼き栗

キャンプを始めてからすっかり【炭火の楽しさ】に目覚めてしまい、定期的に自宅で炭火BBQしているのですが、それでも物足りなくなってきてしまいました。

そういえば、最近晩酌している時に「ここで何か炙ったら美味しいだろうね...」という思いがよぎります。もしかすると物足りなかったのは卓上コンロで晩酌なのでしょうか？　確かに居酒屋で飛騨コンロ（大名コンロか？）でチビチビ焼き物しながら飲むのって楽しいですよね。

燃え残った細かい木炭が捨てられず... ドッサリありますので、それを使って卓上コンロできたら一石二鳥かも？

理由付けも出来た(笑）ので早速やってみましょう。でも... 飛騨コンロ買ってしまうのでは、このブログ的に面白くないので、身近なもので自作してみました。

材料は100均ショップの排水溝ステンレス蓋と小型の植木鉢です。合わせて255円ナリ。この排水口蓋ですが、細かく穴が空いているし、取っ手が付いているし、ステンレス製だし... 前からロストルに丁度いいなと思っていたのでした。

植木鉢を適度な高さに切断して、側面に空気穴を幾つか空ければ完成です。それにしても植木鉢を加工するのって結構大変なんですね!! 木工用のノコだと刃が磨耗してしまいました。金工/塩ビ切断用のノコ刃を使わないといけないみたいです。

では早速木炭を入れて着火してみましょう。着火材はいつもの【文化たきつけ】を細かくして投入しました。これってガソリン臭いのが難点ですが着火はとても楽ですね。消し炭（燃え残った炭）なので、すぐに着火しました。

この時の植木鉢底面の表面温度は90℃～95℃くらいでした。鍋敷を使えばテーブルに載せられそうです。でも、ちょっと心配なのでガスコンロのゴトクの上で使うことにしました。(今考えると、植木鉢内に水を張っておけば、もっと底面の温度を下げられたかも...)

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さて、良い具合の火加減になってきたので、何か焼いてみましょう。何がいいでしょうか...
そういえば今年は栗がなんか安いような気がします。でも栗って下ごしらえで皮をむくのが大変なのでつい敬遠がちなのですが、炭火で焼くと鬼皮も手でむけますよという話を聞いた事があるので、試してみましょう。

このように皮に包丁で切り目を1本入れて炭火で焼くだけです。切り目から湯気がでてきたら、裏返して湯気が出た時間の半分くらい焼きまして...

熱々の焼き栗を濡れフキンで包んで手もみしたら、あとは素手で外皮も鬼皮もむけました。天津甘栗ほどではありませんが、これは楽ですね!!　たまに硬くて苦い部分があって、焼きすぎたのか... 痛んだ部分が苦いのか... 色々と焼き方のノウハウを積まないといけないようですが、1/2の確立くらいでこのようにホクホクの栗が出来上がりました。これはおいし～い!!

今回の火力では栗を焼くのに10分～15分くらいかかったので、待ち時間に網の隙間で別の物を焼いて楽しみました。お酒をチビチビしつつ、何か炙ってつまみながら栗を焼く時間が結構楽しいですね。

あとは冷蔵庫の半端な物を焼いたりして、最後は餅で〆ました。うーん、なかなかの満足感です。

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と、一通りやってみて、幾つか改善すべき点があったのでメモしておきます。次にやるときには、これらを対策してみましょう!!

■ 木炭に燃え残りが結構あった ⇒ 通気穴が小さいのかも？

■ コンロの底面の温度を下げたい ⇒ 水を張ってみるか？

■ 栗の焼き具合が難しい ⇒ 色々試してノウハウを積む

(2010/12/03追記：上記改善点を反映して再チャレンジしてみました。こちらをご覧下さい。)

調べてると、飛騨コンロって結構安いんですね。これに備長炭をを使えば、きっと楽に卓上コンロで焼き物しつつ晩酌できるんでしょうね。オガ備長炭なら手で折って長さを調節できるんで丁度良いかもしれません。

   

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